非常におもしろかった臨海地帯

2012.01.07

東京湾の臨海エリアを意味する「湾岸」という用語が一般化したのは、1980年頃だろうか。その後のお台場に見るように、混沌の都市東京は海域の方向へとスプロールしたようだ。その背景のどこかには、閉塞した都市空間の中で、もはや海の方角にしか新しい空間を見出せないという意識が働いているのかもしれない。その一方で、多摩丘陵を拓いたニュータウンから人口は流出した。大都市の臨海工業エリアという観点からは、ちょっと離れるかもしれないが、私がスローサイクリング的に流したエリアで言うと、富山県の神通川河口から、庄川、小矢部川河口にかけての臨海地帯が非常に面白かった。

[参考情報]
静岡ホテル 時之栖 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad325208/

アーヴェストホテル蒲田(東口) - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad331985/

高円寺駅のホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/hotel/130000/STA_033106/

日本海に面した重化学工業地域というのは見るのが初めてであったし、その少しすすけた具合が、高度経済成長期の夢の跡でもあり、北陸こそが富める時代であった古き中世の名残のようでもあり、一種独特の高貴な寂しさがあった。なお臨海エリアは、都市の一部である割にひと気が少なく、女性だけのサイクリングにちょっと気をつけなくてはならない面もあるので、その点をお忘れなく。住宅地と都市の自然都市には人間しか自然がない、ということがよく言われる。私も昔そうだなあと思ったことがある。でも今は違う。





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