ガブ飲みワインだけを頼りに来たのだから、料理にはさほど期待はしていなかったのが、これが嬉しい期待はずれ。バリエーション豊富なメニューに大満足の初回であった。いってみれば、イタリアンとフレンチのいいとことり。更にはオムライスやハンバーグなどの洋食メニューも加わって、あれも食べたい、これも食べたい、の“ショージ君状態”。齢を重ねてかなり小さくなった胃袋を恨みながら店を後にした。間を置かず、すぐに裏を返したのはいうまでもない。
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と書いて、この「裏を返す」という言葉がちょっと気になり始めた。一度行った店を再訪することをいう言葉で、食通が好んで使うのだが、元を糺せば花街で同じ芸娼を二度買うことの意で、そういう意味ではあまり品のいい言葉ではない。ただ他に適当な言い回しがないのでやむをえず使ってはいるのだが。